ひと月で激変したキャリアとメーカーの力関係

iPhone4Sの販促合戦の効果でしょうか。iPhoneの躍進ぶりがわかります。
9月と10月の月別販売台数の図です。ネットで拾った図で、出典の詳細はわかりません。

この図からわかること:

  • iPhoneの販売台数シェアが 15.1%から59.6%に急増した。10月はスマホ販売の過半数iPhoneであった。
  • NTTdocomoの一人負け。MNPdocomoから7万人が転出したのと整合的。それでもそこそこ売れている。
  • au では、iPhoneスマホ販売の7割程度を占めるようになった。auは「未来は、選べる」というフレーズで、スマホに選択肢があるように宣伝しているが、事実上iPhoneが主力機種になった。
  • SoftBankMNPが転入出ほぼ±0なのにもかかわらず、SoftBankの販売シェアが増加しているのは、(1) 機種変、(2) 2台目としてiPhoneを購入、(3) iPad を購入のいずれかであろう。1番目は徳政令、3番目は「アレコレソレキャンペーン」の効果か。
  • SoftBankでは、iPhoneの占める割合が9割以上となった。逆にAppleへの依存度が高すぎて心配になる。いままでAppleの手のひら返しに泣かされた企業が多数あった。SoftBankもそうならないことを願う。

追記
ブクマでコメントをもらいましたが、図は月別販売台数ですね。上記も訂正しました。